バタリング(ばたりんぐ)
突合せ溶接をする場合、母材成分その他の影響を防ぐために開先面にサーフェシング(肉盛溶接、溶射などのように、母材表面に金属を溶着させる方法)する事。母材成分の希釈を考えて3層程度行うことが多い。パンにバターを塗るのに似ていることからバタリングと呼ばれる。
【編集者コメント】 よくバタリングで使用されるのがSUS304と銅を溶接するとき.SUS側の開先面に系の棒をバタリングするとしっかり溶接できます。Ni系の棒→TIG棒ならN-100R(バタリング)
本溶接する時のTIG棒→NCU-R.。母材成分その他の影響による割れなどを防ぐために、とても大切な仕事なんです。